2006年08月
2006年08月28日
キクイムシが発生しました!
8月のはじめ、1年点検で訪問しました和歌山のお客様より
“床の間の敷板より小さな虫が出てきました。”
とのお話を受けました。
よく調べてみると、敷板に小さな穴(0.8m/m程度)が2ヶ所あり、
木の粉が少し出ていました。
2年くらい前、羽曳野市のお客様のお宅でも
階段の踏み板に同じような現象が現れ、
その時はヒラタキクイムシとして殺虫したことがあります。
早速インターネット等でキクイムシについて調べ、その対策をまとめました。
<1>木のはてな
Q)天井や家具などの表面に小さな虫穴がいくつもあいて
その近くに木粉が落ちていました。シロアリでしょうか?
A)新築後や新しい家具などを入れた後1から2年ぐらいの
時期に
直径1ミリあるかないか位の丸い小さな穴があけられたら
それはヒラタキクイムシによるものの可能性が高いと考
えられます。
ヒラタキクイムシは広葉樹材のうち
ラワンやナラなどの乾燥した材を食害する虫で
これらの木材の辺材部(丸太の外側の方の樹種にもより
ますが白っぽい部分で、白太とも言う)の道管の中
に卵を産み付けます。
卵から孵った幼虫はおおよそ10ヶ月以上の間
辺材部に多いでん粉を栄養にしながら食い荒らした後成
虫となり前述のような穴を開けて出てきます。
そして、外に出た成虫は10日ぐらいの間に
また同じような場所に産卵しますので
このようなサイクルで被害が発見されることになります。
ヒラタキクイムシはシロアリと違って先にあげたような樹
種のうち乾燥した材のでん粉の豊富な辺材部だけを好
んで食べるというのが特徴です。
辺材部しか食害しないこと
辺材部でも幼虫の栄養となるでん粉は新しい材ほど豊富
なこと成虫は幼虫のえさとなるでん粉を確認してから産
卵することなどから被害は3年目以降終息に向かうのが
一般的です。
また、ラワン材を用いた合板の被害も聞きますが、
乾燥材しか食べないことや合板の製造工程から考える
と、仮に産卵されるとしても製品になった後であり、
辺材部しか食べないことからも、
合板を構成する薄い単板自体が
幼虫のえさとしての食害の対象になることはまれであると
考えられ、むしろ被害の多くは隣接する材から成虫が出
てくる時の脱出孔としてあけられたものであると言えま
す。
成虫は合板に限らず、洗面化粧台やバスユニットなどの
表面材のプラスチックなどでも、小さな穴を開けて出てき
ます。
このようなヒラタキクイムシの被害を防ぐため、
ラワン材やナラ材などの製材、フローリング、合板類など
には、JASの防虫処理(製材関係では「保存処理K1」と
いう製品があり、特に被害の多いラワン材などには、こ
れらのJAS品の使用をお薦めします。
ただ、最近は健康志向などから、
効果の高い防虫薬剤の使用が嫌われがちなことや、
合板などでは(防虫薬剤ではありませんが多少その効果
のある)ホルムアルデヒドの放散を抑える努力が
各メーカーでなされていることもあってか、
一時期あまり耳にしなかったヒラタキクイムシの被害を
また聞くようになっていることも事実です。
被害に気付いたら、虫穴や、できれば壁・天井などの裏
側で本当に食害されている材の表面などに、
市販の家庭用殺虫剤でかまいませんので、
注入したり吹き付けたりしておけば、
その後の被害は最小限に抑えられるはずです。
<2>使用する殺虫剤
エバーウッドS-400 中川産業(株)
主成分 :フェニトロチオン(有機リン系)/アレスリン(ピレスロイド系)
適用害虫:キクイムシ・クロアリ・シロアリ
<3>施工
8月26日(土)に訪問して、お客様に使用する薬剤及び殺虫
方法について説明しご了解を得ました。その後、ご家族全員
に玄関先に出ていただき、バケツの中にエバーウッドS-400
を散布し、全員に、においをかいでいただき問題ないかを
確認しました。その後、床の間の敷板の穴に向けてノズルを
使って散布し、月に2回程度、しばらくの間(3ヶ月ほど)
散布して下さい、とお話し帰ってきました。
住む人の健康を考えた時、害虫の生息が生まれてきます。
“今後の課題かな”
と、思った一日でした。
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2006年08月07日
コミュニティビルダーとしてのささやかな活動
8月6日(日)浜寺諏訪森町の三光会館にて、今年も「子ども大工教室」と銘打ち
地域に住まわれている子どもさんとお父さん、お母さん、美和の大工さんや美和の社員が一緒になって
親子で参加していただく大工教室を開催いたしました。
外は37℃を越すとても暑い日曜日でしたが会館の中はエアコンがよく効いていて
すごく気持ちが良く、みんな「助かったー。」と喜んでいました。
申込みのあった全員が集合して大工さんの説明の後、
一人ひとりが考えた貯金箱や本立てを一生懸命、親子で協力し合いながら作っていました。
子どもたちはお父さんやお母さんと一緒になって知恵と力を出し合いながら
お互い目を輝かせながら、親子の会話も弾んでいました。
コミュニティという場の中で最小の単位は親子・夫婦だと思います。
この最小単位の関係が良好になることによって地域社会が良くなり
安全で安心して住める町に変わっていけたらいいな、
という気持ちでこのようなイベントを美和は毎年開催しています。
今回は「子ども大工教室」でしたが、秋には「親子ケーキ教室」を今年も計画しています。
大切な日曜日のお時間かもしれません。
でも、親子で共通の目的を持ち、楽しい時間を共有することで、家に帰られてからもきっと会話が弾むことと思います。
子どもさんの成長と共にいい親子関係を築いていただく、
美和は少しでもそのお手伝いをさせていただければ・・・と願っています。
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