2007年06月21日
職人さんの目 お客様の目
昨年12月に着工した、羽曳野市のN様邸、6月初旬 完成に向けて仕上げ工事に入っていた時のことです。
1階和室の塗壁仕上げをアイカ工業(株)製のジョリパット素材”爽土”にて仕上げました。
この塗壁材は、新商品で、お客様とショールームに同行し、ショールームに展示してあった、半間の床の間の見本を見られ、『これがいい』と気に入られ、決定したものでした。
塗り上がり、1日置いて、お客様と一緒に検査をしましたが、仕上がり状態が不合格。
床の間の壁面、床柱の取り合い部、クレダの埋め込み部などの仕上がりに、問題がありました。
翌日、手直しの準備をして、補修工事を実施、・・・しかし又、不合格です。
メーカーさん、代理店さんを含め、なぜ見本通りの仕上がりにならないのか、話し合いました。
結論として、
・メーカーサイドの職人さんが施工すること。
・メーカーの担当者、美和の担当者の立会いのもと施工すること。
・再度、不合格になったら、お客様にお詫びし、ご了解が得られれば、壁材をめくって、材料をかえてもらい、塗り替えること。
以上の決意の元、再補修の工事をスタート致しました。
下地塗り、仕上げ塗り、と塗り替えを進めていきます。
工事完了後、お客様に検査をお願いし、建物に来ていただきました。
お客様が和室の部屋に入るなり、
「近藤さん、今回は補修していただく前から、今度は大丈夫と思っていました。
なぜなら、職人さんをはじめ、皆さんの目が違っていました。」
一瞬、冷や汗が背中を流れました。
お客様の目はすごい。・・・・・!
いつも、「いい家」をつくる会の会合で、松井社長が『家づくりに携わる者は、家づくりに真剣でなければならない。
なぜならば、お客様は、自分の一生をかけて家をつくられるのだから。』
という言葉が頭の中を駆け巡った一瞬でした。
「いい家」づくりに携わる者として、お客様に全力投球しなければならない。
結果はおのずからついて来る。
と感じた一瞬でした。
近藤 正隆
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