入院ベッド 15万床削減計画

”2025年、医療費減へ在宅促進”という朝日新聞の記事を見た。

読んでみますと、『2025年(8年後)の医療の提供体制を示す「地域医療構想」が各都道府県でまとまり、全国で計15万床以上の入院ベッドを減らす計画』との事。

医療費を減らす為、入院患者を在宅医療に移す流れを受けたものだが、全国で一割以上の削減が必要。

入院に代わる受け皿づくりが急務となる。

 

この記事を読んで、これからは自分が住む家に対する要求が大きく変わってくる事がわかります。

「これからは年をとった時、病院や施設に入るのではなく、自分の住んでいる家で暮らしなさい」と、言っているのです。

年をとって、自分の家で暮らすことを考えた時、一人なのか夫婦二人なのか、又は家族と一緒なのか。

一番確率が高いのは、一人暮らしだと思います。

特に女性は一人暮らしの確率が高くなります。

■平均寿命と健康寿命

上記の画像は、日本人の男女の平均寿命と健康寿命を示したものです。

男性では、平均寿命と健康寿命の差9.31歳
女性では、平均寿命と健康寿命の差12.62歳

ここで、年をとって1人で暮らす家を考えた時、本当に必要な家とはどんな家なのか。

それは健康寿命を少しでも長くする家だと思います。

寝たきりになれば、寂しい生活を送る事に成りかねません。

毎日健康で暮らせて、見るもの、聞くものに感動を覚え、美味しいご飯が食べられる事に喜びを感じる生活。

これが誰でも望む事だと思います。

では、どうしたら健康寿命を延ばす事が出来るのか?

それは、家の中のストレスを無くす事です。

一般の家には、ストレスの元となる部屋間の温度差や不快な臭いや埃が舞っています。

家の中のストレスは、毎日毎日繰り返され、蓄積されているのです。

だから、このようなストレスの無い家づくりをする事により、健康寿命が延ばせると考えます。

我々の造る「涼温な家」は、本当に家の中の温度差が少なく、充分な換気設備の働きにより臭いや埃が非常に少なく、生活してみて、ストレスの起こらない家だと確信しています。

これからはぜひ、皆様も「涼温な家」に住んで頂き、健康寿命を延ばして元気な日々を送って頂きたいと願っています。

近藤 正隆