宝物は人とのつながり

真面目でものづくりの大好きな社員に

類は友を呼ぶ、と言うのでしょうか。美和工務店には私同様、あまり押しの強いタイプはいないようです。お客様にも「お宅の社員さんは穏やかで、人柄が良いわねえ」と言っていただきますが、営業という観点からはやや大人しいのかもしれません。でも私はそれで良いと思っています。最近のお客様はご自分でよく勉強されていますし、その場で盛り上がって大切な家づくりを任せる工務店を決めるというようなことは、まずされないからです。特に「いい家」の本シリーズを読んで来てくださるお客様は、理論派の方が多いので、私たちはきちんと疑問にお答えできるよう、知識・経験の蓄積や情報収集に力を入れています。

「お客様の悩みや要望を、小さなことでも絶対にないがしろにしない」
「一人一人のお客様の“幸せの器”をつくっているのだということを、一瞬たりとも忘れない」

社員が、職人が、美和工務店の家づくりに関わるすべての人間が、肝に銘じていることです。

 

 

お客様とも大きなのようにつながりたい

「いい家」はじっくりと時間をかけて建てるので、お客様とも気心が知れて、家族のようにお声をかけていただく場面が多くなります。それはとても有難いこと。なぜなら私たちは建てさせていただいてから、何度もご自宅にお邪魔して点検やアフターメンテナンスを行うからです。お互いに家族か親戚のような気分でいる方が、気持ちの入った点検や会話ができるというものです。

そんな良いおつきあいを、もっと充実した楽しいものにするために、松井修三会長をお招きしての講演会や、家を建てたお客様が先輩として語る「住まい方講座」などの勉強会を開くほか、「子ども大工教室」や「子ども料理教室」、「アースディ」への参加などの交流イベントも開いています。

家は建てて終わりではありません。美和のお客様は一生のお客様。住まいという幸せの器は、努力して守っていくことによってますます磨きがかかっていくのです。そういう仕事に就けた私は、本当に幸せ者です。夢を支えてくれる家内と二人三脚で、これからも精進していく所存です。美和のスタッフともども、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

これからも正直な家づくりに邁進してまいります!

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