~30坪の我が家の「いい家」MORE >

| 延床面積 | 119.72m2 | 冷暖房 | 暖房:クレダ 冷房:エアコン |
|---|---|---|---|
| 完成年月日 | 2006年2月 | 換気方法 |
|
| 家族構成 | 一世帯 5人 |
||
LDK |
リビングルーム |
玄関アプローチ |
玄関ホール |
洗面所 |
「美和の家」を選んだ理由
2004年から真剣に家について調べ始めたが、住宅雑誌の立ち読みから始まった。この時点では外観や間取り、家具など表面的な情報しか入ってこない上、それらは巷にあふれていた。
ある日新聞の折込広告に建築家を一同に集めて相談できるイベントに立ち寄ってみた。ここでは建築家を指名して家を建てることが出来るらしい。以前から建築家の建てる家には興味があったので面白かった。その時、私達が何を希望して、どんなこだわりがあるのかを部位別に箇条書きでまとめ出していた。最初はA4用紙1枚が2枚になり最終的には3枚になっていた。
土地のめどが立ち、仲介してもらった不動産屋さんと建築家にプランを作ってもらったが、ピンとはこなかった。
図書館の分室から中央図書館へと本を読む生活。ここで後に運命を決める本に出会った。“「いい家」が欲しい”と“さらに「いい家」を求めて”だ。新聞の広告欄に“「いい家」が欲しい”が載っていたのは知っていた。図書館で妻が借りてきたのは“さらに「いい家」を求めて”だった。この時は妻の方が積極的に情報を集めていたが、この本を読んでからは、俄然やる気が出てきた。家は間取りだけでなくそれ以前に「住み心地」が重要であることを知らされた。それから図書館で借りる本は間取りだけでなく建て方、工法、素材、防犯と多岐にわたる。
“「いい家」をつくる会”で見つけた美和工務店さんと、他2社にプランをお願いした。一つは(株)Tさんであまり要望が反映されてない上に小さな家で、私達の予算では消極的な案だった。もうひとつは神戸の(株)Aさんで今度は逆に要望が沢山盛り込まれ、特にビルトインガレージに心が揺さぶられた。しかし具体的な費用の説明がない。何度聞いても「大丈夫です。何とかします。」という返事で、この返事が決断出来なかった点だった。
最後に実家から近い美和工務店さんの体感ハウスに伺った。ビルトインガレージのデメリットをはじめ、予算の使い方など正直に答えて頂き、何よりソーラーサーキットの家に住んでいて実際の生活や光熱費なども教えて頂いた。その後、設計者からプランと模型のプレゼンを拝見し、最も私達の感性に近いものだった。要望も大事だけど、“シンプル”というのも重要なファクターだった。最終的にはこの最も期待が持てるプランと近藤夫妻の人柄にも惚れて、2005年4月3日、午前中にSC他2社と土地仲介の工務店に断りの電話を入れ、正式に美和工務店さんに私達家族の命運を委ねることにした。
美和の家にして、良かったと思われる点は?
木の香りがいい。自然な涼しさ、暖かさがいい。子供の友達も皆喜んで遊びに来てくれる。2階の開放的なリビング(講堂や体育館のような)には平日も休日も自然と人が集まる。忘年会や新年会、お誕生日会にクリスマスパーティなどイベントは尽きない。子供達のお母さん達はもちろん、お父さん達まで我が家を見てみたいと来られることもしばしば。ついつい長居をしてしまうとか、「建物探訪(テレビ番組)」に出て欲しいとも言われる。旅行に出かけたり、両家の実家に帰省したりした後帰ってくるとホッとする。やっぱりこの家が一番良い。子供たちはこの空間に慣れているので友達の家に行くと「この家狭い」とか「小さい」と言って困る。ご近所でもちょっと有名で、旗竿上の入り口に埋め込んだ表札や、片流れのシルバーの家、建築中に掲げられていたソーラーサーキットの看板を知っている方からは、「夏は涼しいんでしょう?冬は暖かいんでしょう?」と羨ましがられる。確かに形も工法もまだ珍しいものなので注目を浴びているけど、本当に注目を浴びるのは20年後、50年後、100年後と思っているので、まだまだ注目は浴び続けることになるだろう。私達夫婦にとっても自慢の家ですが、子供達にとっても、この地域にとっても自慢になると思っています。
以前のお宅に比べていかがですか?
ソーラーサーキットを選択したので家中がほぼ同じ温度で快適な暮らしを手に入れた。しかし最近は40℃近くになる真夏の過ごし方を真剣に考えないといけないと思い始めている。夏は床下ダンパーを開けて小屋裏ファンを回すという夏モードが成立しにくくなっているようだ。熱せられて蓄熱してしまった床下の熱が下がらないので本来は涼しいはずの1階が暑い。エアコン(26℃~28℃設定)の入っている2階は快適で温度差は1℃~2℃。美和工務店さんに相談して色んな条件で温度湿度を測ってみることにした。
床下ダンパーを閉め小屋裏ファンを回してみると1階と2階の温度差は少なくなった。その後近藤さんからの途中経過報告として、湿度を下げる・北側の床下ダンパーだけを開ける・小屋裏ファンを弱で回す・などのアドバイスをもらって実践中だ。ソーラーサーキットである以上、エアコンの増設などという安易な対策は一番最後だと思っている。これらの対策をしておかないと将来的に子供部屋となる1階の部屋での生活が成り立たなくなってしまう。エアコンの設定温度を低くするという目先の対策もあるが、私達が望んでいるのは木陰にいるような自然な涼しさだ。一般(内断熱)の工法で作られた家に比べると遥かに高い要求であるとは思う。しかし技術の進歩と知恵と工夫(低コストで)でまだまだ快適な暮らしができるはずだと信じている。
それともう一つは耐久性。マンション暮らしで苦労した冬場の結露とも無縁になった。地震にも強いソーラーサッキット+TIP。50年どころか100年はもって欲しいと思っている。子供達(3人のうち誰か)にこの家を引き継いで欲しいとも思っている。それまで大事に丁寧に暮らしたい。(子供達がまだ小さいので既にいたるところに傷や汚れがあるけど)こんなに素晴らしい工法や仕組み、工務店の存在はもっと多くの人に知ってもらうべきだと思っているので、友人が家を建てると聞いてはソーラーサーキットを紹介したり我が家を体感させたり、会社の同僚で家を建てようと思っている人がいれば本(いい家)を貸してあげたりして、この幸せを多くの人に知ってもらいたいと思う。












