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TIP構法耐震壁の振動実験

会長 近藤正隆 自己紹介へ

日本TIP建築協会事務局より、1通のメールが入った。

「近畿職業能力開発大学校住居環境科の藤村悦生教授のご指導のもとTIP構法耐震壁の耐震実験を実施することになりました。是非ご参加ください。」

 

TIP構法とは、建物の外壁部に杉または、桧の板(厚さ12㎜×幅90㎜)を斜め45°に1枚1枚釘止めし、交点には鋼板を貼ったガセットプレートを取り付けたもの。
これにより建物の剛性と靭性が大幅にアップし、地震時、建物が粘り強く耐えてくれる構法。
詳しくはTIP協会のホームページを参照下さい。
 
 
当日、わくわくしながら実験の行われる、近畿職業能力開発大学校の実習場棟(大阪府岸和田市)へ向かいました。
午後の部は14時スタートでしたが、準備に少し時間がかかり、15時過ぎから始まりました。

 起震台に設置されたTIP構法耐力壁
 

耐震試験風景
 
 
震度7を想定し地震エネルギーを75%・90%・100%と力を加えていき、TIPの耐震壁が破壊されないか、又変形量はどのくらいか確認していきます。
「ゴー!」という音と共に力が加えられ、TIPの耐震壁がビシビシを音をたてます。
しかし破損はしません。
 

震動実験後のTIP構法耐力壁
 
最後に100%のエネルギーが加えられましたが、破損も変形も起こりませんでした。
TIP構法の強さが立証された瞬間でした。
 
この強さは、なぜなのだろうと考えてみた時、思い浮かぶのは、やはり無垢材だから木本来の強さが引き出されているのではと考えます。
 
最後にTIP協会の専務理事より
「このTIP構法を国の認定を取得するよう手続きを始めています。」と言われた。
国の認定が取得できれば、TIP構法がどんどん広がっていき、日本の住宅の耐震化に大きく役立つだろうと思った。
近藤正隆

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