ウッドショック

2021/06/04(金) 新築のこと

ようやくニュースに取り上げていただけるようになり、お客様からもお話が出てくるようになった「ウッドショック」。

今年の3月、断熱材を仕入れている業者さんから情報を頂いたのが、私は初めてでした。

アメリカの住宅バブル、船のコンテナ不足、輸入材に頼っていた木材事情が重なり、特に集成材が手に入らないとの事。

3月、既に着工が決まっていた新築現場分は、早めに注文をかけていたので大きな影響はありませんが、リフォームではそうはいかず、仕入れた木材は大切に残すよう指示を出しています。

4月、5月と定期的に木材仕入屋さんから情報をいただきますが、1ヶ月ずつ状況が悪くなる。

 

私たち工務店は、木がなければ仕事がないに等しいので、「緊急事態宣言」と共に「もったいない運動」発令中です。

5月下旬にようやく国が動き、9月木材の輸入供給があるようですが、今までに溜まりにたまった物件への対応が落ち着くのは年内になるだろうとのこと。

よって、来年も出荷影響は続くとのことでした。

また、価格の高騰も致し方ないようです。

どの程度UPするかがわかるのも、秋以降とのこと。

これから家造りを考えておられる方への影響は、どうにもこうにも避けられないようです。

島袋 律子

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