長雨の被害

2020/08/05(水) リフォームのこと

今年の梅雨は長かったですねぇー。

 

いつも和室に入るのは、朝仏壇のお花の水替えとお茶を供える時、夜にご飯をお供えする時だけです(夕食だけがご飯の為)。

それ以外に和室を利用する習慣が少なく、少し匂いがこもっているのを感じて居ました。

 

主人にその話をすると「線香を炊くからじゃないか!」

「いや!そうじゃない!違う匂いがする!」

それが何の匂いなのか?生活臭?

『涼温な家』は生活臭が少ないを売りにしている、なのに・・・?

 

押し入れを開けると匂いがした。これだ!!

普通の家だと、冬に押し入れやタンスの裏側が結露して、布団やタンスが湿っている。

冬なのに「扇風機で押し入れや北側の壁に風をあててください。」とテレビ番組や雑誌で見たことがあった。

 

直ぐに、押し入れの物を取り出した。

下段には、すのこを敷いて座布団を入れていた。

中段には敷布団、掛布団、枕棚にはお寺さん用の座布団と枕です。

 

下段に敷いていた、すのこを上げるとジンワリと湿っていた。

ここが原因で匂いを発している様に感じました。

 

大工さんにお願いして、すのこを使わなくても物が入れられるように床から30㎝上げて貰い、何時でも風が通る様にしてみました。

  

 


すると一週間で湿りは無くなり、サラサラです。

と同時に少しづつ匂いも無くなり、今では気持ち良くお盆の用意が出来ますし、爽やかな和室にご先祖さまをお迎えする事ができます。

 

梅雨の長雨で床からの湿度を呼び込み、風通しの悪い押入れが被害になったようです。

不要になったすのこを利用して、かばんを置く台に変身、移動して利用できますし、床にかばんを置かなくて済むようになりました。

  

 

管理グループ 近藤