和室造作

2021/01/05(火) 新築のこと

2020年は新型コロナウイルスで世界的に大変な年となりました。

2021年は完全に回復することは難しいかもしれませんが、今よりも回復しオリンピックが無事に開催されることを願います。

 

さて、新築現場は堺市N様邸で外構工事が始まり、平野区T様邸では大工工事が大詰めを迎えております。

その中でも、T様邸の和室の造作工事が見どころです。

今までは棟梁のお父さんが和室造作工事を行っていたのですが、T様邸は棟梁である息子さんが造作工事を行われていました。

お父さん譲りの丁寧な仕事をしていただいています。

 

和室の基本的な知識は、学生時代に習った程度でしたが、何度か見たり教えていただいたりしながら、最近では納め方や和室ではタブーな事など、ようやく理解してきました。

どれも知るにつれて面白い部分でもあります。

最近では、天井の貼り方について教わりました。

目透し天井の場合、床の間に向かって天井材の溝が直角になるように納める方法を「床挿し」と言って、和室ではタブーな事と知りました。

教科書にも載っていない事が色々とあり、和室は本当に奥が深いです。

 

現在建築中の2件は、2月中にお引渡し予定です。

年始早々に事故がない様、十分に気を付けたいと思います。

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