古民家再生・涼温な家への挑戦!!

2014/11/13(木) 涼温な家

松原市のN様邸にて母屋の建替にあたり、お母様の強い思いにお応えするため、現在の家に使われている梁や柱を再利用しての、家づくりの計画が始まりました。

玄関に入ると正面に黒びかりする2尺角(60cm×60cm)の松の梁が迎えてくれます。

           

玄関の2尺角の梁

 

天井はムクの板張りで、隣の和室の梁は、梁成1.5尺(48cm)の松の梁です。柱は、6寸~9寸の桧の柱でしっかり支えています。

 

 

 2尺角の梁とそれを支える9寸の柱   1.5尺の松の梁

 

今日は、大工の棟梁さんと、材木屋さんの3人で、現地の調査に行ってきました。

 

これから綿密な調査と計画を立てながら、梁や柱の一本一本を調べ、使用するもの、使用しないものを分け、又、どのようにして傷めず回収するかの手順をまとめていきます。

工事着工は、来年5月の予定です。古民家を涼温の家への再生です。

近藤正隆

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