外壁塗装はなぜ必要か?

2023/09/19(火) リフォームのこと

大阪で空気がきれいな注文住宅 涼温な家を建てる美和工務店です。

 

外壁塗装は状態にもよりますが、基本的には、10~15年に1回とされています。

外壁塗装をせず放置していると、どのような症状が出てくるのかをご紹介します。

 

1. 耐久力(防水性)が下がる

外壁の耐久力を守っているのは、「塗料の機能による防水効果」が大きくあります。

塗料で防水性を保つことで、雨・風・紫外線などの外的な劣化要因から壁面を守ってくれます。

耐久力が低下してしまうと、外壁にひび割れ・浮き・剥がれ・チョーキング現象など、様々な劣化症状が現れます。

外壁の劣化をそのまま放置し、表面のバリア機能がなくなれば、建物内部の構造体にまで更なる劣化を招いてしまい、建物自体の耐久力が下がってしまう可能性も出てきます。 

 

2. 塗装が必要な箇所にトラブルが起こる

建物はさまざまな部位で構成されています。

その一つ一つの部位には、建物を守る重要な機能が備わっています。

外壁の塗装をしないことで、本来塗り替えが必要な箇所がメンテナンスできなくなり、部分的な劣化によって深刻なダメージを建物に与える可能性があります。定期的に塗装を行うことで、家全体の防水性や美観、住心地を守ることに繋がるのです。


塗装が必要な部位

 

3. トータルコストが高くなる

外壁塗装をせずに放置していると、起こる最後の問題はトータルコストが高くなることです。

外壁塗装をしなければ、そもそも費用は節約できているのでは?と考えがちですが、長期的にみると大きな誤解です。

劣化が進んでしまった場合は、塗装作業では直すことができません。

そうなると、外壁材を張り替えたり、ひどいときには躯体(内部の骨組み)の修理や作り直しが発生することもあります。

定期的に塗装で保護しておけば防げたであろうトラブルが起こり、塗装よりも大規模な工事をしなくてはならず、費用はさらにかかることになります。

「塗装をしないでおいて、劣化してしまったらついでに外観を変えるために全部取り替えてしまおう!」と考えるのも良いのですが、建物内部に劣化が進むまで放置していると、思いもよらない高額なお金が出ていってしまう可能性が高くなります。

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施工グループ 川端

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