湿気の怖さ

2024/03/01(金) 新築のこと

先月、沖縄の主人の実家へ帰省しました。

実家は13年前に建てたRCの二階建ての家。

竣工から5年程経った頃に床が膨らみ、黒カビが発生。

これはおかしいと建築事務所に見てもらったところ、床下がプール状態になるほど水が溜まっていました。

原因は隣の母屋との土地の高低差を無視して、新築した家の方を低くしたために雨水がRCの継ぎ目からじわりじわりとにじみ、水が溜まっていっていたようだということでした。

それから1年近く床下を乾かし、フロアーを張り直しました。

しかし、先月行きましたら床があちこちで鳴り、畳は一部盛り上がり床鳴りがひどい状態です。

おそらく、コンクリートに染み込んだ水が気化し、床下で湿気の逃げ場がなく床に敷いている合板が吸い膨らんでいる様子です。

湿気のコントロールの難しさは、「涼温の家」で知ってはいましたが、こんなにも家にダメージを与えるものなんですね。

皆さま、加湿のし過ぎには気を付けましょう。

島袋 律子

1ページ (全86ページ中)