7月30日(土):第12回 こども大工教室を開催いたしました。
夏空のもと、美和工務店 毎夏の恒例イベント「こども大工教室」が開催されました。今年で12回目をむかえる大変息の長いイベントとなります。
今回もたくさんの子供さんたちが参加してくれました。総勢10名。
近所の子供さん、何年も参加していただいている子供さん、新築を建てさせていただいた子供さん。
年齢も4才~12才とまばらです。もちろん女の子にもご参加いただいています。
開会の挨拶に続き、社長より挨拶が行われました。
子供さんたちも幾分の緊張が表情に見られます。
大工さん(俣野棟梁、足利棟梁)、美和スタッフの紹介があり、俣野棟梁より注意事項と道具の説明がありました。子供さんたちも一体何を作るのだろうと不安げかつワクワクした顔つきです。
今回は工作作りの前に大工さんによる「カンナ掛け」を実施させていただきました。
一般家庭では見ることのないカンナが置かれています。
俣野棟梁・足利棟梁のかんなけずりの実演のあと、子供さんたちにもカンナに触れていただき、実際に木を削っていただきました。
削った際に香る木の匂いがたまりません。特にヒノキの香りは芳醇です。
お父さんにも特別参加いただきました。なかなかうまく削るのは難しいようです。
会場に笑みがこぼれます。みんなで削ったかんなくずは芳香剤?としてお土産でお持ち帰りいただきました。
「カンナがけ」の後は本題の工作作りのスタートです。
今年は「壁掛け鍵ホルダー」の製作です。
あらかじめ準備された木材にビスを取り付け固定していきます。
天板の角の一部を大工さんに切ってもらい子供さんがサンドペーパーで丸みをおびるまで削っていきます。この作業が今回一番時間を費やしたようです。
みんな、楽しそうな表情です。ゲームも楽しいでしょうが、このように物を作る喜びも感じてほしいと思います。私も小学生のころはよく自分で遊ぶものを自作していました。(ロボットとかですが・・・)
小学校高学年の子供さんたちは的を得て作っていくので作業も素早かったです。
小さな子供さんはお父さん、お母さん、大工さん、美和スタッフと一緒になって作っていきます。
小さな手で一生懸命ドライバーを使ってビスを取り付ける姿が印象的でした。作業も順調に進み、工作が完成しました。
すばらしい出来栄えに、みんな満面の笑みです。2時間の時間内でみんながんばって作ってくれたと思います。
また、機会があれば家に帰ってから、色を塗っていただくのもよいのかなと思います。
最後に記念撮影を行い、楽しかった「こども大工教室」は怪我もなく無事に終了いたしました。来年も13回目を予定していますので、ぜひ奮ってご参加ください。
営業・設計グループ 中薗