道路工事の難しさ

2023/11/03(金) 涼温な家

新築工事において最終の工事と言えば、道路復旧工事。

今回の現場は、交差点にあり大型トラックをはじめ自転車、歩行者の往来が多い場所。

ご近所の店舗がお休みの日を狙い、少しでもご迷惑を掛けないよう、かつ工事がしやすい日を選んだつもりでしたが、当日は想定以上の車両の多さに作業予定時間が刻々と遅れます。

また、秋はつるべ落としと言われるように、午後からの外作業はあっという間に暗くなり作業員を焦らします。

そんな急ぎ作業を進めていく中、親方や作業員の自発的な動きは全く無駄がありません。

道路作業の現場監督も慣れたもの。

ロードローラーや車のライトを照らし作業を完了させてくれました。

作業完了後、お話を聞くと、一口に道路と言えど、交通量や通る車種や重さによってアスファルトの厚みを変えていること。

難しいのは水勾配で、補修続きの道路に合わせて水勾配を考えて作るので経験がいること。

そしてみな共通の悩みとして、入社してくる子がいないこと。

若くて4~6年目の子しかいないとのこと。

そのお話を思い返しながらの帰り道、この道路や跨線橋、高速道路のメンテナンスが出来なくなると、国はどうなるんだろう。

車が空を飛び始めても、メンテナンスをする業者さんは必要です。

本当に貴重な技術であり、この監督や親方が持つ経験をせめてAIに残しておかないと、途切れてからでは国民が困る。

もちろん、私たちがしている建築技術も同じことです。

誰でもができる仕事ではないし、すぐに一人前になれる仕事でもありません。

経験を言葉にする難しさを感じる一日でした。

島袋 律子

1ページ (全84ページ中)