大阪で空気がきれいな注文住宅 涼温な家を建てる美和工務店です。
おそらく、今年の夏は観測史上一番暑かったのではないでしょうか?
大阪でも最高気温が38℃以上の日が続き、これまでの最高気温35℃感覚を遥かに超えた感じでした。
先日、テレビを見ていると北海道の小学生が最高気温35℃になったときに、学校にエアコンが設置されていないので「しんどい」とインタビューで答えていました。
逆に北海道の小学生はこれまで、エアコンがなくても学校生活ができていたんだと気候の違いに驚きました。
地球規模で温暖化が進み、今後の生活に身体がついていけるか少し心配になりました。
そんななか、7年程前に建物の引渡しをしたお客様から連絡がありました。
涼温換気の給排気経路の外部からの給気流入口に設置してあるベントキャップの防火ダンパーが閉じてしまって、給気が止まっているとのことでした。
防火ダンパーのヒューズは72℃で溶断して閉じるようになっているので、通常であれば閉じることはありません。
この暑さが影響しているとも思えませんし、原因不明のままでしたが取替工事を行いました。
2階の天井より高い位置での交換作業となるため、容易なことでありません。
お客様が防火ダンパーが閉じてしまったことに気付かれたのが、涼温換気の月一回のフィルター清掃の時とのことでした。
1か月前に交換したフィルター(ソフトキャップ)が全く汚れてなかったので不審に思い、外気浄化装置のベントキャップ側のダクト内を携帯電話で撮影したところ、ダンパーが閉じていることがわかったとのことでした。
【ベントキャップ取り外し】
【ベントキャップ取替後周囲シーリング】
もし、フィルター交換のお手入れ時に同じような事象がありましたら、注意して確認してみてください。
ご不明な場合は、弊社までご一報ください。
新築営業設計グループ 中薗