MP工法東京勉強会を終えて

2016/07/28(木) 新築のこと心地いい家

7月27日水曜日の朝、本日の新大阪駅の天気は快晴です。新幹線のプラットホームには社長はじめ、美和工務店施工グループ5名の姿がありました。

 

 本日はいよいよ「いい家」をつくる会のMP工法勉強会が東京にて開催されます。

 

MP工法とは、基礎外断熱の薬剤を使わない物理的防蟻工法であり、『涼温な家』の統一的防蟻工法となります。

 

白蟻対策の勉強というものは、住宅においてとても重要であり、
施工者として絶対に疎かにしてはならない部分である為、私達はとてもいい緊張感の中、新幹線に乗り込むことになりました。

 

新幹線の車内でMP工法施工要領書を見直しながら、私は先日施工グループで作成したMP工法鞘管部の実践模型を思い出しておりました。

 

基本知識に関する事、納まりに関する事、施工性に関する事等、もう一度頭の中の整理整頓を行いながら、質疑事項をまとめ、勉強会のイメージを想像していました。

 

 

時折、窓の外を流れていく景色を眺めながら飲むコーヒーの味がいつもより美味しく感じるのは、きっと「いい家」をつくる会の会員の皆さんと数時間後には会えるのを楽しみにしている自分がいたのであろう。と感じました。

 

会場に到着すると、最初に松井会長が「よく来たね!」といわんばかりの笑顔と握手で迎えてくださいました。大阪から東京まで、朝6時に家を出発してから約6時間分の疲れが吹き飛ぶ瞬間です。

 

 

 

定刻となり勉強会が始まり、最初に松井会長よりフランクフルトの「パッシブハウス」と

フロイデンブルグの木組みの家、ブロック積みの家等のお話を聞かせて頂きました。

松井会長のブログ>>パッシブハウス

 

いつもながらに背筋が伸びるのを感じるのですが、この時はそれ以上に私達のつくる『涼温な家』のレベルの高さを感じる事となりました。

 

いざ勉強会が始まりますと、私はあっという間の4時間に感じました。マツミハウジング石井さんの講義と平行して現場施工担当の今泉さんの施工説明が続く流れの講話で、とてもわかりやすく、重点をおさえることが出来た様に思えます。

実際に施工されている方の話を直に聞くことが出来ることはどのような仕事に関しても大きな知識と経験となります。

 

質疑・応答の時間が足りない程に、前向きで真剣な勉強会となったことは言うまでもありません。

 

シロアリに関しての知識(生態等)を理解して防蟻を行うように、何事も原因を究明して解決に導く事。実践(試験)を繰り返して信頼を得る事

お客様の大切な住まいの施工者として「努力や勉強は方法を間違えてはいけない」と強く感じる東京出張となりました。

 

大阪へ向かう帰路の新幹線の中、施工グループの面々の表情は少し引き締まった顔つきの様にも感じた。